私の世代は ダブル洗顔という呪縛があります｡
化粧成分が残ってしまうことこそが肌のダメージ･･･



無添加､ 植物､ オーガニックという言葉が出始めた頃､
とりわけ ジュリークやハウシュカと出会ってから
過剰な洗浄ケアをしなくなりました｡

デイリーで泡を使わなくなると
肌は とても強くなりました｡


もち米を食べて ぷちゅぷちゅ出たり
生理前､ くまができやすくなったり
睡眠不足で 法令線が浮きあがったり･･･

これらは私の３大トラブルで､
くま･法令線は 出産後から目立ち始めたような｡
今も これらのトラブルはあるものの
かさつきを伴っていたのがなくなったのですよ｡




１日､ 保湿おやつを投入しない状態では
目の下､ 口元がくたびれてきます｡
それでもね､ 回復が早いんです｡
乾燥が後をひかない｡
調子いいわぁ､ と しみじみ｡




現在のメインは
精製水､ あるいは フローラルウォーター､
植物オイルに精油を混ぜた自作ブレンドオイルでのケア｡


クレンジングもケアも 要(かなめ)はオイルと水｡

バスタイムは 飽和塩水か黒酢で洗います｡
たまには石鹸 (ねば塾)で洗います｡
たまには 泥 (ガスールとか)を塗ります｡
たまには スクラブを使います｡



きっちりW洗顔していた頃より
ファンデーションは進化しているので
当時より ぴっちり肌に密着しているはずなのに｡
毛穴がないとは言いませんが､ 黒いてんてんは皆無ですよ｡


ハリだけは 年齢には勝てないですけどねー｡

眉と下アイラインに入れています｡

葬儀関係者でして､
夏､ 外現場で仕事すると 化粧なんてなくなるんですよ｡
眉がないと 怖いです｡
これで 人前に出るのはイヤん｡


私が施してもらったのは
数年経つと 薄くなるタイプ｡
やがては消えていく､ と言われています｡
数年に一度は要メンテ｡


眉を描くのは難しいのですが
メイクとして眉を描く作業が面倒なわけではないので
すっぴん時に 不自然ではない程度に､ とオーダーしました｡

色は薄めです｡
結果として
眉を描く時の テンプレートとなっています｡
便利～♪

眉の手入れはフェリエでちょいちょい｡
テンプレートがあると やりやすいです｡

私には 値打ちのある施術でした｡




下ラインは 最近入れました｡
まつ毛の隙間を埋める程度に｡

仕事柄 もらい泣きをよくするのでね｡
もっと早くしてもらえば良かった｡


少し腫れてますね


上ラインはね､ 元々細く入れてもあまり変化がなく､
わかるほど入れると
舞台とか ニューハーフショウっぽくクドくなるので
触らないのです｡



アートメイクの痛みについて｡
眉は 施術中 爆睡するほど平気でしたが
ラインは 痛かったですよー｡
涙ぽろぽろ｡
それでも やって良かったと思えます｡


プロフィールに使っている目アップの写真は
下ラインを入れる前のものです｡

子どもの頃から真っ黒ですが､
黒いのが イヤだったことはないのです｡
親も含めて肯定的だったり
｢黒くてかっこいい｣ と女の子からモテたり
思春期にコンプレックスにならなかったからでしょうかね｡


皮膚科で 肌のトーンを
白から黒までを6段階に分けるチャートにあてはめると
6 に相当するところにいました｡
(日本人は通常3か4)
｢日本人には珍しいタイプです｣ と言われました｡


黒いのはいいんだけど
くすんでいるのはイヤだな､ と
美白コスメを使ってみたことがあります｡

確か 神戸トランスパランのトライアルセットだったかと｡


すると･･･肌の色がまだらになってかさかさに｡


元々白いTシャツを漂泊したら
すっきり白くなるけど
こげ茶色のTシャツを漂泊したら
こんな風になるよなぁ･･･

そんなイメージ｡


というか､ その様が 本当に漂泊作用と似ていたので
かなり怖くなったものです｡


以来 美白という言葉は無視｡

くすみを取るなら クレイパックや血行改善でじゅうぶん｡


メラニンというのは 紫外線の害を防ぐために生成されるもの｡
無理やり取り去る必要はないんじゃないの？


私の場合､ 紫外線吸収剤をつけると ぷつぷつ出るし
紫外線散乱剤だと バカ殿になるし｡


黒くてもいいやん､ 肌が健康なら｡
私の顔のつくりもまた ｢白けりゃ美人なのに｣ なノリじゃないしねー｡

地黒･･･は もういいとして､
肌質は 結構 丈夫な方ではないかと｡
年齢が年齢なので 乾燥注意ですが｡


ティーン時代､ ニキビはありましたが
そうそう悩むほどではなく｡
あれこれ市販薬をつけたりせず
さっさと皮膚科に行くタイプなので｡


今も 時々ブツが出ます｡
餅米に反応するようです｡

お餅なんて そうそう食べないのですが
好物の一つに おかきがあるのですよ｡
あと､ 中華ちまきとか｡
･･･大好きなのに テキメンです｡



毛穴､ すっぴん状態にすると目につきます｡
若いころに つぶしてしまった凹んだニキビ痕なども｡
鼻の頭のイチゴと呼ばれるてんてんは
泡洗顔の呪縛から逃れてからは 気にならなくなりました｡


しみ･そばかす･･･は
ありますが､ あまり目立たないです｡



なので ファンデーションに求めるものは
ナチュラルな色のトーン
乾燥しないこと､ これだけ｡

崩れは 丁寧にお直しをすることで防げるので｡
丁寧に･･･というのは 私の場合
一度 乳液などでオフすることを言います｡

皮脂と混じって酸化したファンデの上に
更に何かをのせて 綺麗なワケがない･･･という持論｡

とはいえ 面倒なので
崩れるよりは 取れてしまっている方を望みます｡
こってり塗らなきゃ 崩れないのよ｡

メイクは化学の力に頼っていますが
基礎モノは 素朴というか地味というか｡


40代となった今､
一時的な効果は もういいか､
という概念にいきついたわけです｡


若い頃は 生活時間や仕事で無茶することも多かったので
救世主コスメも必要でしたが､
今は 無茶したら
しわ寄せは 肌どころではなかったりするし
仕事そのものも 無茶をする状況でもないのでね｡


政治でいうと
一時的な給付金をもらうより
毎月 コンスタントに収入が増えるべく改革が欲しいのと同じで

一時的に得られる肌のハリよりは
刻一刻と老化していく肌の底力をあげて
乾燥に強い肌をキープしたいわけです｡


サンプルで感動して飛びついたのに
継続使用すると 肌が慣れちゃってアレ？？？ という経験､
ありませんか？


地味路線にすると､ その『アレ？？？』が減りました｡
この年齢になると､ コスメの力より
体の健康が 肌や顔に出るように思います｡
ありきたりの健康説教ですね｡
やめときましょう｡


基礎モノは地味です｡
なので 紹介する数は それほどでも｡
自作も たまにありますし｡

オーガニックにこだわっているのでもないですよ｡